【審査通過の成功事例⑨】 カードローンの借入があるため、審査が難航したケース

この事例は、金利が高い「福岡銀行エブリワン」「肥後銀行プロパーローン」「信用組合プロパーローン」「ゆうちょ銀行(スルガ銀行)」などで通った事例ではありません。

 

福岡市東区  K様のケース

 

■仲介業者様(以下、A社様といいます。)からの相談案件

 

■申込本人の内容

   会社員

   年齢: 33歳

   年収: 445万円

   消費者金融など3社から、カードローンの借入あり(残高100万円)

   完済は出来ない

 

■購入住宅  中古マンション

 

■住宅ローン申込み金額  2,300万円(物件金額の100%+諸経費)

 

■審査通過までの道

 

 A社様とK様の商談の中で、現在返済中のカードローンが3件あり、それは完済出来ないとのことで、K様からお話があったそうです。

 その事実を聞いてA社様は住宅ローンの審査に不安を持ちながらも、とりあえずB銀行とC銀行に事前審査をかけてみました。

 結果は両方とも「否決」で、A社様から当社に相談がありました。

 

 K様とお会いした際、念のためカードローンの内容を再確認させていただいたところ間違いないとのことだったので、D銀行であれば通るかもしれないと思い、D銀行での事前審査をA社様に提案させていただきました。

 なおカードローン残高100万円はD銀行に借り換えることも、同時に提案させていただきました。

 

結果として、D銀行で無事に事前審査通過。 

K様は希望のマンションを購入することが出来ました。

 

 

【解説】  

 当初A社様が審査にかけたB銀行とC銀行の各保証会社は、カードローンが数件あっても審査は出来ますが、その中に消費者金融が1件でもあれば「否決」とする審査スタンスを持つ保証会社です。

 対して当社が提案したD銀行の保証会社は、申込人が返済中のカードローンが数件あってもそれが多額でなく(一応の規定では100万円まで)、D銀行に借換えすることで承認が取れる可能性がある保証会社です。

 

 各保証会社には、カードローン利用者の利用件数や合計借入金額、そして借入先について、各社各様の審査スタンスがあります。たとえカードローンの返済額を含めた合計の返済負担率が規定内であっても、内容次第で「否決」とされてしまいますので、注意が必要です。

 

 当社では、申込者様に返済中のカードローンがある場合、利用件数・借入合計金額・借入先などを把握したうえで、事前審査にかける銀行を選定しています。

 

※ただし、利用件数や合計借入残高が多すぎる場合、消費者金融が複数などの場合は当社でも対処しかねるケースがありますので、ご了承ください。

 

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 【補足】  

どの保証会社でも、カードローン利用者に対しては厳しく審査されます。出来れば完済して審査にかけるのが望ましいのですが、完済が出来ないのであれば上記のD銀行のような金融機関に申込むしかありません。

       

※ただし借入履歴があるだけで厳しく見る保証会社もあります。

完済する前に事前に銀行に相談した方がよい場合がありますので、注意してください。

 

※また上記のD銀行のように、完済が困難な方でも、その銀行で借換えをすることで、審査が有利に進むことがあります。

2017年3月現在、そのような金融機関は2社あり、それを把握しての成功事例が当社には多数あります。

 

なお完済や解約をしても、個人信用情報登録機関で完済したことが情報登録更新されるまで、1ヶ月~2ヶ月ほどかかります。

よって完済した後、早期に審査にかけたい場合は、必ず完済したことが分かる書類を提出するようにしましょう。

 

 




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