蒸し暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
福岡MPオフィスの松股です。
7月になり、今年も後半に差し掛かりました。
福岡市では山笠が始まると同時に、計画停電も・・・
この時期の節電はつらいですね・・・当社の事務所も節電を心がけて、
出来るだけ窓を開けてエアコンを使わないようにしています。
※ただし予約のお客様が来られるときは、前もってエアコンをつけて
快適な空間にしていますが!(笑)
さて6月11日のブログで、フラット35の金利が過去最低金利を更新するのでは?と
予想していましたが・・・今月の金利でズバリ的中しました!
フラット35は取扱金融機関によって金利が異なりますが、いくつかの金融機関では
「借入期間20年以下:1.62%」「借入期間20年超:1.94%」となり、20年を越える
借入期間でもついに2%を切りました!
※これがフラット35Sの適用だと、当初から5年または10年または20年は、更に
低い金利が適用される・・・これはすごいことです!
こうなると「一般の銀行からフラット35への借り換え」が増えるのではないかと思われます!
銀行の住宅ローンは、変動金利か固定期間選択型(5年固定、10年固定など)が主流です。
変動金利は各銀行とも低金利が続いているので、借り換えの対象にはならないでしょうが、
(将来の金利上昇のリスクを避けたい方には、フラット35への借り換えのチャンスかもしれませんが)
最も借り換えが考えられるのは、固定金利選択型で特約期間が終了する方です。
例えば5年固定であれば、借入当初の金利はおよそ1.3%~1.6%くらいでしょうが、
特約期間が切れて再度5年固定を選んだ場合、新しい適用金利は1.7%~1.9%くらいに
なるのではないでしょうか?
理由は、大半の銀行の固定期間選択型ローンは、特約期間が終了すれば店頭金利(基準金利)
からの金利優遇幅が小さくなる(適用金利が高くなる)からです。
再度5年固定を選んだ場合はまだフラット35の金利を下回るでしょうが、10年固定を
選んだ場合はフラット35の金利を上回ることも十分に考えられます。
固定金利選択型はあくまでも短期間の固定金利を約束するものなので、5年後や10年後には
適用金利が上がるかもしれないというリスクがあります。
(金利が上昇するということは景気が良くなるということです。今はまだそのように考えられる
情勢にはありませんが、いつまでも不景気な状態が続くのも問題です。)
よって将来は金利が今よりも上がるのではないかという不安をお持ちの方・・・・・・・・・
(これは固定金利選択型に限らず変動金利で返済中の方も)
まだローン返済の残り期間が20年・30年と残っている方・・・・・・・・
今は長期固定金利のローンに借り換える最大のチャンスといえるかもしれません!
ただし銀行ローンからフラット35への借り換えには、注意点があります。
銀行ローンでは団体信用生命保険料の負担がありませんが、フラット35では毎月の返済額とは
別に、年に1回、団体信用生命保険料を支払わなければならないということです。
今までのお客様の中には、フラット35の団体信用生命保険には加入せず、生命保険の見直しで
カバーするという方もいましたので、それもひとつの対策といえるでしょう。
銀行からフラット35への借り換え・・・・・・メリット・デメリットを十分に理解のうえで、
低金利更新中のこの機会に、検討してみてはいかがでしょうか?
※なおフラット35は、住宅金融公庫やフラット35からの借り換えも出来ます!
金利が高い時期に借りた方にとっては、返済負担を軽くする最大のチャンスであることは
間違いありません!
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