福岡MPオフィスの松股です。
タイトルにあるように、最近は借り換えに関する
相談や問い合わせが増えています。
主な相談内容をQ&A方式で紹介してみましょう。
【例1】
Q. 銀行で借り換えの手続きをしましたが、審査に通りませんでした。
担当者に理由を尋ねたけど教えてくれません。
自分には心当たりが全くないのですが。
A. 審査をするのは銀行ではなく保証会社です。
審査に通らなかったのは何らかの理由がありますが、
その理由が申込者の個人情報によるものであれば、
銀行担当者には伝わらないことがよくあります。
また返済負担率などの問題が原因だとしても、
銀行のスタンスとして教えてくれないということもあります。
相談者様の勤務先、年収、勤続年数、これまでのローン返済実績などを
当社で確認できれば、原因を追求するとともに、他に借り換えが出来そうな
銀行を探すことも出来ます。
【例2】
Q. 過去にローンの返済で延滞したことがあるけど、借り換えはできるでしょうか?
A. 延滞の時期や回数、延滞した理由によって、審査の状況は変わります。
いずれにせよ延滞の事実は審査において不利ですが、延滞の回数が
少なくて、かつ延滞の理由をきちんと説明することが出来れば、
審査通過の望みは十分にあります。
当社では、そのようなケースでの成功事例がいくつもあります。
【例3】
Q. 3年後に定年退職となりますが、ローンはあと20年以上残っています。
借り換えはできるでしょうか?
A. 借り換えに限らず住宅ローンの審査では「完済時年齢」が重視されます。
保証会社が見るポイントは「定年退職後の返済プラン」です。
それを上手に説明出来れば、審査通過の望みは十分にあります。
【例4】
Q. (以前の)住宅金融公庫で借りて返済中です。
今は金利が3.5%になっています。
銀行に相談したら変動金利を薦められました。
今の金利は高いとはいえ固定金利です。
固定金利から変動金利への借り換えには不安があるのですが。
A. たしかに変動金利はリスクがあります。
ただし今は1%前後の変動金利が主流です。
それだけ低金利だと、早い時期から多くの元金を減らすことができる
ということが最大のメリットです。
それと、この先よほど景気が良くならない限り、適用金利が3.5%を
超えることはないでしょう。
(適用金利が3.5%ということは基準金利が4.5%〜5%以上ということになります)
将来金利が上昇して返済額が上がっても(返済額の見直しは5年毎、最大1.25倍)
返済に支障がないのであれば、私も変動金利をお薦めします。
それでも不安がある場合は、フラット35への借り換えも
検討してみてはいかがでしょうか?
手続きは銀行よりも面倒ですが、間違いなく利息軽減効果があり
全期間固定金利です。
【例5】
Q. 自分で銀行に行って借り換えの手続きをしました。
融資実行の際、登記費用が○○万円だと言われました。
インターネットで調べた金額よりも数万円高いのですが、
こんなものなのでしょうか?
A. 借り換えの申込みには法務局で発行される書類がいくつか必要ですが、
それらはご自身で取得されましたか?
(相談者様は銀行から「こちらで手配します」と言われたそうで
自分で法務局には行ってないとのことでした)
その場合、必要書類を銀行側の司法書士が代行取得していることが
考えられます。
そうなると、登記費用の中にその費用が含まれていることがありますので、
登記費用請求書の内訳を確認してみてください。
その中に取得に係わる実費と報酬が含まれていれば、数万円高くなることは
十分にあり得ます。
※当社では、法務局の書類は発行費用の実費のみをいただいて
代行取得いたします。
以上、借り換えに迷いがある方への参考事例になれば光栄です。
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