1月も今日で終わり・・・早いですね。
福岡MPオフィスの松股です。
さて、前回のブログでも触れましたが、安倍政権に交代後、
年末に長期金利が上昇し、1月はフラット35や
銀行の10年固定金利が引上げられました。
この傾向は2月も続くのではないかと思われます。
安倍政権発足直後ほどではないものの、ここ数日、
長期金利が微妙に上昇しているからです。
長期金利の指標となるのは新発10年国債の利回りです。
「アベノミクス」によって国債の増発が決まり、今後は
利回りの引き上げが予想されます。
そうなると長期金利が上昇し、その影響は住宅ローン金利にも及んできます。
景気回復となるのは良いことなのですが、その動向が気になるところですね。
なおフラット35で言えば、SBIモーゲージや楽天モーゲージの1月の金利は
1.99%(借入期間20年超の場合)でしたが、2月は2%を越えるのではと
予想されます。
2%を越えれば、昨年6月以来8ヶ月ぶりということになります。
ここからはあくまでも個人的な見解ですが
固定金利は上昇の気配が強まっていますが、変動金利について言えば、
短期金利がその指標となることから、私はまだ当面は変わらないと推測しています。
しかし注意しないといけないのは、変動金利が上昇するときは、固定金利は
更に上昇している可能性が高いということです。
専門家はよくこう言います。
「変動から固定への切り替え時期は、金利が上がりはじめてからでは遅い」
これはまさにその通りなのです。
現在変動金利で返済中の方で、将来の金利上昇に不安を感じているのであれば、
早い時期に固定金利への条件変更や借換えを検討することをお奨めします。
しかしそれが正しい判断であるかは、現時点では私にはまだ分かりません。
「アベノミクス」はまだ始まったばかりですから。
私自身も変動金利で返済中ですが、まだしばらくは様子を見ようと思っています。
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