アベノミクスと住宅ローン

福岡MPオフィスの松股です。

 

1棟分まとめて住宅ローン業務を請け負っていた

マンションが3月下旬から入居開始だったため、

2月~3月はお客様への金消契約の案内と

契約の同席に追われる日々・・・加えてその他の

業務もあるので、4月の半ばを過ぎてようやく

業務が落ち着いてきました。

 

3月は50件以上の金消契約に同席しましたが、

その際、お客様からの相談でとても多かったのが、

「変動金利にするか、固定金利にするか?」

ということでした。

※金消契約では選択する金利を最終決定しなければなりません。

 

安部政権に交代後、連日のように景気上昇傾向のニュースが

メディアから流れています。

これから住宅ローンを取組む消費者が、アベノミクスによる今後の

金利動向を心配するのは、やむを得ないことだと思います。

 

その時のお客様への回答ですが

 

「5年先、10年先は分かりませんが、住宅ローンの金利は、

ここ数年ではまだ上がらないと思います」

と答えていました。

 

その回答の根拠ですが

 

安部総理が目標とする景気回復の背景には「大胆な金融緩和」が

挙げられていたからです。

 

先日、日銀の金融緩和方針が正式に発表されました。

 

確かに「大胆な金融緩和」でした。

 

ひとことで言えば

 

金融緩和 = 低金利の維持

 

これで当面、金利は急激には上がらない可能性が強くなったと思います。

お客様へのアドバイスが、とりあえずは間違っていなかったことに

 ホッとしています。

 

しかし将来、市場にお金がまわるようになり、マネー需要が高まれば

市場金利は当然上昇します。

 

住宅ローンの金利も上昇します。

 

変動金利で返済中の方は、情報収集に注意してください。

 

なお全期間固定金利【フラット35】は、今月は金利が引き下げられ

過去最低水準となりました。

 

これは来月も更新されるかもしれません。

 

そうなるとマイホーム購入のタイミングですが・・・・・・

 

来年と再来年には消費税率が上がります。

 

お金が市場に出回りやすくするための金融緩和なので、

金利の上昇は当面考えられません。

 

そうなると、今流行りの言葉じゃないけど、

マイホームを買うなら「今でしょ!」と言いたい(笑)

 

でも専門家によって、金利動向の見解はまだ様々です。

中には、私と反対の見解を持つ専門家(ファイナンシャルプランナーなど)も

大勢います。

 

その中で、私はこの方のブログをよく見ています。

http://blogs.bizmakoto.jp/h-ikegami/

 

無難な事しか言わないファイナンシャルプランナーに対して

批判的、かつ、住宅ローンの事情に非常に詳しく、

書かれていることは、私にとっては共感を覚える内容ばかりです。

 

このブログをご覧の皆様も、是非1度、見てみてください。

 

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