福岡MPオフィスの松股です。
現在、福岡県内の住宅ローン市場のシェアは、福岡銀行と
西日本シティ銀行で大部分を占めています。
しかし肥後と鹿児島の両行が統合となれば、福銀や西日本シティも
住宅ローン市場において脅威となるかもしれません。
住宅ローン商品は、どの銀行も顧客獲得に力を注いでいます。
では、なぜ脅威なのでしょうか?
ホームページを見る限りでは、肥後と鹿児島の住宅ローン商品の内容は、
他の銀行とさほど変わりません。
しかしホームページには載っていない独自のサービスがあり、
それが福銀や西日本シティにはないサービスなのです。
お客様によっては肥後や鹿児島の方が有利であるケースがあることから、
今後の顧客獲得に向けて脅威となるかもしれないのです。
私がこれまでにコンサルタントをしてきたお客様の中には、福岡銀行の
プレミアムや西日本シティ銀行のV-classといった優遇制度に適用する方でも、
鹿児島銀行の住宅ローンを取組んだ方が数件います。
また、福岡銀行や西日本シティ銀行の審査に通らなかったが、
肥後銀行の審査に通ったという方もいます。
(なぜかについては、ここでは口外することが出来ないので、ご了承ください)
肥後銀行と鹿児島銀行、福岡のお客様にとってこれまでの最大のネックは
店舗数の少なさでした。
(肥後銀行:県内に3店舗、鹿児島銀行:県内に1店舗)
しかし統合となれば、天神、博多駅前、小倉、大牟田と4箇所に支店を
持つようになり、福岡県内全域の顧客獲得が出来るようになるのです。
住宅ローンの専門家としては、今後の状況をしばらく注意して見ていきたいと思っています。
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