スマホ普及に伴う住宅ローン審査の問題

福岡MPオフィスの松股です。

各地でまだまだ猛暑が続いていますので、ご自愛ください。

 

さて、内閣府の今年の調査結果によると、スマホの普及率は67.4%、

これは今後も増え続けることでしょう。

 

 

この傾向に伴って、当社への相談の中では、携帯電話代の延滞が原因で 住宅ローンの審査に通らないという内容が増えています。

 

 

 

(下はそれに関する記事の画像です)

 

 

なぜ、携帯電話代の支払い状況が影響するのでしょうか?

 

それは携帯電話本体代金(端末代金)の支払いを、大多数の方々が分割払いで契約しているからです。
本体代金の分割払いは、立派なクレジットなのです。
そしてその分割払い金は、通話料・通信料と一緒に支払われています。

 

スマホ本体の代金は高額だし、最近はタブレットの同時購入や、家族全員スマホ利用の家庭も増えています。
本体代金の合計金額や毎月の分割払い金額が、結構多額になっている方が多いのです。

 

住宅ローンの審査の際、必ず個人信用情報の記録を調査されます。
これは過去や現在返済中のクレジットやローンの借入状況、返済状況などが記録されたものです。
携帯電話代の延滞が発生すれば、この信用情報にキズがついてしまいます。

 

また、スマホの普及に伴うアプリの増加、最近で言えばポケモンGOなどを多くの方がインストールしています。
アプリには有料のものや、アプリ内で課金されるものがあります。
これらの支払いをプリペイドでしていれば何ら問題ありませんが、クレジット決済にしている場合は注意が必要です。

 

れらが予定外に高額になり、クレジット会社の引落としが出来なければ、これも信用情報にキズがついてしまうのです。

 

それでは、携帯電話代関連で延滞があった場合、住宅ローン審査にはどう対処するのか?

 

携帯電話代に限りませんが、信用情報に延滞の記録があっても、審査する側には、それが
・ついうっかりのミスなのか?
・お金がなくて払えなかったのか?
原因がどちらなのか分かりません。

 

この場合、銀行に住宅ローンの審査を申込む際、「決してお金がなくて延滞してしまったわけではない」ということを強調して説明することが重要です。
その説明がなければ、審査する側は、「お金がなくて払えなかった」と捉えてしまうからです。

 

当社では、このような場合でも申込者様をフォローする説明を行なうことによって、審査に通った成功事例が多数あります。

 

住宅ローンの審査にお困りの方、当社にご相談いただければ、問題を解決できるかもしれません。

 

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