個人信用情報の開示について

福岡MPオフィスの松股です。

 

当社が受付ける相談の中で最も多いのが審査に関する相談、特に個人信用情報に関する相談です。

まずはお話を聞き、状況によっては個人信用情報の開示をおすすめすることがあります。

 

個人信用情報を開示すると、過去に契約したローンやクレジット内容のうち、完済・解約から5年以内のデータがすべて表示されます。

多い方は10件以上の報告書が出てくることも珍しくありません。

 

画像はシー・アイ・シーの開示報告書のサンプルです。

 

 

報告書には、借入者の内容(住所、勤務先など)に加えて、以下の内容が詳しく記載されています。

・契約しているローン会社名

・契約時期

・借入金額(極度額)

・ローンの使途

・現在の残債額

・入金状況   など

 

このうち問題であることが多いのが、下部にある入金状況です。

つまり毎月返済の返済履歴です。

$、A、Pといったマークがありますが、簡単に言うと以下の内容です。

 

$: 期日どおりに返済されている

A: 期日に全く入金がなかった

P: 期日に一部入金があった(全額入金がなかった)

 

問題になるのは、マークがAやPの場合です。

AやPは、いわゆる「延滞」したことを示すマークです。

※以下、「延滞マーク」と言います。

この延滞マークが多いと、当然ながら審査に悪影響がでてきます。

 

しかし審査をする保証会社によって、延滞マークへの審査スタンスは様々です。

(例)

①延滞マークが合計で3つ以上あれば審査不可

②延滞マークが多くても、最近1年以内に延滞マークが1つもなければ審査可

③延滞マークが多くても、その経緯や内容次第では審査可

 

当社はそれがどの保証会社かを把握しているので、延滞マークが多い事案でも、当社のサポートで②や③の保証会社で審査に通った事例が数多くあります。

 

自身の個人信用情報に不安な点がある場合は、まずは自身の個人信用情報を開示してみることを、おすすめいたします。

 

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