福岡MPオフィスの松股です。
当サイトを見た方からお問い合わせの際、誤った情報をネットで見て鵜呑みにしているケースをよくみかけます。
今回は具体例を挙げて述べていきます。
例えば、こんなサイトがあります。
http://www.everyday-atomatsu.net/entry/burakku-juutakuro-n
内容ははっきり言ってデタラメです。
例えばこのような記載があります。
・住宅ローンは担保があるからカードローンよりも通りやすい
→そんなことはありえません。
・フラット35は銀行の審査方法を使っておらず、独自の審査方法を使っているため、ブラックでも通る可能性が残されている
→確かに審査方法は異なる点があります。
だからと言って個人信用情報に大きな問題があれば、その見方は銀行と変わりません。
他にこのようなサイトもあります。
http://lifepln.info/jikohasan/loan_moake.html
ここでは自己破産をして官報情報が個人信用情報データに残っていても審査に通ったという事例(特に都市銀行で)がいくつか書かれています。
※なお福岡の銀行では、そのような状況でも内容次第では審査が出来る銀行はあります。
しかし中にはこのような記載もあります。
・(自己破産から10年未満でも)通りやすいのはフラットになるでしょうか。
比較的過去の信用より今現在の信用と物件の担保価値を重視する傾向がある。
→銀行協会のデータに官報情報が残っていれば、フラットでも審査は非常に厳しいです。
・自己破産や任意整理より個人再生の方がブラックが消えるのが早い
→自己破産と個人再生は官報に記載されます。
それは免責決定から10年間、全国銀行協会のデータに残ります。
一方、任意整理は官報には記載されず、完済から5年で信用情報のデータは消えます。
よって、これは誤った内容なのです。
このようなサイトは、探せばたくさん見つかります。
絶対に審査に通らないと断言は出来ませんが、審査する側の見落としでもない限りあり得ないことです。
このようなサイトが出回っているのは、本当に残念なことだと思います。