福岡MPオフィスの松股です。
最近、世間では日大アメフト部の問題や森友・加計問題、北朝鮮問題が騒がれていますが、経済ニュースでは時々スルガ銀行のシェアハウス融資の問題が取り上げられています。
最近もシェアハウス販売会社の破産のニュースがありました。
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20180523_03.html
原因の根本はスルガ銀行の行員や支店が、審査書類の改ざんなどの不正によって融資の審査を通したことにありますが、この話題は、私の業務にとっては「はなはだ迷惑」なのです。
私は(当社では)、住宅ローンの審査に不安がある方の事務手続をサポートし、審査を通すことを主たる業務としています。
そのためには、審査に通りそうな金融機関を慎重に選別すること、申込人の弱点をカバーする説明を徹底的に行なうことで、成功することが多々あります。
しかし当社と取引歴がない住宅業者様の中には、提出書類の改ざんをしているのでは?と思っている方もおられるようだし、実際に私に直接言ってきた業者もいます。
また、審査を通すために提出書類の改ざんをあからさまに頼んでくる業者もありますが、それらは全てお断りしています。
シェアハウスの融資は事業性のもので、住宅ローンは消費性のもの、両方とも不動産を担保とするローンとはいえ、審査する機関も異なり、全くの別物です。
しかし一般の方には、その区別が分からない方が多いのも事実です。
だから当社が変な目で見られないよう、この話題が早期に終息することを願っています。