福岡MPオフィスの松股です。
みなさまご存知のとおり、5月1日に皇太子さまが新天皇に即位されるにあたって、今年のGW(ゴールデンウイーク)は官公庁や多くの企業で10連休となります。
そこで住宅ローンの観点から、今回のブログはこの10連休の注意点についてです。
【10連休の間は審査が出来ない】
この期間の住宅ローン審査体制は、おそらく止まると思われます。
よって4月26日までに審査結果が出なかったら、結果が出るまで長い間待たされることになりそうです。
4月の審査は日程に余裕を持たせて書類を提出するように注意しましょう。
【10連休の間は融資実行・決済が出来ない】
銀行によっては10連休中でもある日にちで窓口業務を行なうと発表しているところもあります。
しかし住宅ローンは有担保の融資です。
抵当権の設定登記を受付ける法務局が休日のため、この期間に融資実行がされることはありません。
4月下旬の融資実行・決済の日程は、余裕を持たせてスケジュールを組み立てる必要があるでしょう。
【10連休の間は口座引落しや口座振込みが出来ない】
中には休日でもそれが出来る金融機関があるかもしれませんが、大多数の金融機関では休日の口座引落しはされていません・
そこで気をつけないといけないのは、クレジットやローン返済の口座引落しです。
特にクレジットカード利用分やスマホ料金の引落しは、27日から月末にかけてが指定日になっていることがよくあります。
引落し日が金融機関の休日の場合、ほとんどのクレジット会社は翌営業日に口座引落しをします。
そうなると通常の引落し日が27日~月末の場合、4月分が引落しがされるのは5月7日です。
10連休で予定外にお金を使ってしまい指定口座の残高が不足すると、5月7日に引落とされず、個人信用情報に未納や延滞の記録がされる恐れがあります。
この時期の口座残高には十分に注意しましょう。
今回の10連休は、全国民にとって初めてのことです。
住宅ローン業務において、今年の4月はいつもより神経を使う月になりそうですね。
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