福岡MPオフィスの松股です。
YAHOOニュースを見ていたら住宅ローンに関する珍しい記事を見かけたので紹介します。
タイトルは「審査通った住宅ローン、父親の育休告げたら『お金は貸せない』と事態が一変」です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bd644f7d277db9aae2efdbb040de20e150d6302
記事にある話の内容を簡単に言うと以下の流れです。
・ネット銀行で本審査まで通った。
・ネット銀行との金消契約にあたって銀行担当者が職場に在籍確認の電話をしたら、育休中であることが判明。
・ネット銀行担当者から育休中を理由に「融資お断り」の連絡。
・別の金融機関に申込みをやり直して審査に通り、無事に解決。
ネット銀行は低金利である分、審査や貸出の規定に厳しい面があることは事実です。
このようなことも可能性はあると思います。
ただしこの記事を見て感じたのはそこではありません。
これは元のソースはwithnewsのサイトにありますが、私が見たのはYAHOOニュースです。
YAHOOニュースには記事を読んだ人からのコメント(いわゆるヤフコメ)が付くことがあります。
この記事のコメント欄も見てみました。
一言でいうと、少し乱暴な言い方ですが「素人による専門家気取りのコメントが多い」ということです。
中には銀行員と名乗って間違ったコメントを書いているケースも見られます。
コロナ問題以降、このようなケースが増えた気がします。
コロナ問題に関しては「医療従事者」を名乗って適当なコメントを書いているのもあります。
今回の記事は私が住宅ローンの分野の専門家であるから各コメントの信憑性が分かりますが、そうではない一般の方が見れば「ふーん、そうなのか」と捉えられるケースもあると思います。
先日のブログでも書きましたが、ネットにある情報には間違いがたくさんあります。
むやみに鵜呑みにしないよう、気をつけてください。